よく、患者さんからこんな質問をいただきます。「バッグは同じ片方の肩に掛けたらだめなんですよね？」
片方の肩に負担が偏らないように、左右の肩にバッグを掛けるよう心掛けています。
このような指摘を受けることもあります。「バッグや荷物は持ちやすい方で持ってもらって大丈夫です。」
これは、「椅子に座って足を組む」のと同じで、体が歪んでいるため、片方の肩にバッグをかけることでバランスを保とうとするのです。
体が歪んでいるから片方に負担がかかっているわけではなく、むしろ、もともと体が歪んでいるのです。
体の歪みが取れると、自然と左右どちらの肩にもバッグをかけられるようになる方が多いです。
ただし、心理的な要因も一部影響しているため、あまり気にせず持ちやすい方の肩でバッグを持っても構いません。
